Clásicos japoneses con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lee 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonés con furigana. JLPT N3. Toca una palabra para ver el significado.
N3 · intermedio · kanji y kana modernos · 40.068 caracteres · 81 pantallas
六月二十五日
生活者らしい感じがつよくいやみでなし。然し、何か、過去の生活を一緒にすてずともよい、ノビリティーまですてたのではないかと思われるところなきにしもあらず。
林町、母上、まだ参って居る。床につき、かゆをたべて居る。どうもただではないと不安新たなり。
かえりに雨。おそく新町につき淋しいな、と思って居ると思いがけずモヤー迎えに来て居てくれた。うれしうれし。おそくなっても泊らぬとモヤも信じて居たところうれし。
六月二十五日(土曜)
○心の苦しいもの、貧しいもの、求めるものの友となれない。友として彼等から求められない。――暇のある人間、道楽気のある人間、その癖第一流的知恵もない人間からだけ友とされるのであっては、何と悲しいことか。
○おふみさんが始めて子供を産んだとき。その子がのばしてねている自分の脚のところを、丸い、小さい、つるつるした足で蹴る、そのときの心持、こみ上げて来るようであった。
又、子供が、自分の小さいときの話をきくのをよろこび、誰それが斯う云ったと云うと「あとは、あとは、何ちゅうた?」とききたがる。
○芸をやっておめにかける猿。
六月二十七日(月曜)