Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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はんにゃしんぎょうこうぎ

般若心経講義

高神 覚昇

Lee 般若心経講義 (はんにゃしんぎょうこうぎ) de 高神 覚昇 (たかがみかくしょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 106.121 caracteres · 213 pantallas

Aozora Bunko

その昔、日蓮上人は『法華経』を幾度なく色読せられたといっていますが、『法華経』を読誦し、信仰する人は、ぜひとも『法華経』を口でよむばかりでなく、心でこれをよみ、さらにこれを身体で実行する、いわゆる「法華の行者」にならねばウソであります。『心経』においても、それは同様です。われらは、まさしく『心経』を、心読し、さらにこれを身読してゆきたいのです。般若の哲学を知るだけでなく、進んで般若の宗教を実践してゆきたいのであります。

さて、観自在菩薩が、般若の宗教を体験せられたその結果は、どうであったかといいますと、「五蘊はみな空なりと照見せられて、ついに一切の苦厄を度せられた」というのであります。すなわち一切の苦というものを滅して、この世に理想の平和な浄土を建設されたというのです。したがって、五蘊は皆空、すなわち一切のものみな空だということが、つまり観自在菩薩の体験内容たる般若の真風光であるわけです。ところがここでめんどうな、むずかしい文字は、五蘊という語と、空ということばです。まず五蘊という語からお話しいたしますと、このことばは、梵語のパンチャ、スカンダーフという語を、翻訳したものでありまして、パンチャとは、五つという数字です。