Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
したやそうわ
下谷叢話
永井 荷風
Lee 下谷叢話 (したやそうわ) de 永井 荷風 (ながいかふう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 122.971 caracteres · 246 pantallas
わたくしの母は春耕の写生した毅堂の画像を蔵している。春耕名は峻、字は子徳。弘化二年江戸に生れ、少くして大坂に赴き魚住荊石の門人となり、江戸に帰って後、秦隆古、山本琴谷、福田半香の諸家について専渡辺崋山の筆法を学んだ。中年より禅に参し、また幸若の謡を娯みとなした。明治以後幸若の謡を知るものは川辺御楯、西田春耕の二人のみであったという。明治二十年春耕は『嗜口小史』を著して名士聞人の嗜口を列挙した。その中に大沼枕山は豆腐を好み、毅堂は慈姑の苦味を嗜んだと言っている。毅堂が壮年の頃より茗茶と菜蔬とを嗜んだことは、嘉永四年北総結城にあった時の詩賦にも見えている。『聴水※(「竹かんむり/移」、第4水準2-83-68)襍吟』の中に「静中愛聴煮茶声。日与風炉訂好盟。」〔静中聴クヲ愛ス茶ヲ煮ルノ声/日ニ風炉ト好盟ヲ訂ブ〕また房州谷向村の作には「特喜厨婢諳食性。香蔬軟飯薦槃喰。」〔特ダ喜ブ厨婢ノ食性ヲ諳ズルヲ/香蔬軟飯槃喰ヲ薦ム〕
明治十年丁丑の年毅堂は慶応以後十余年間の詩文稿を編して梓刻に取りかからせた。自叙の日附には明治丁丑除夕としてある。叙に曰く、「秦漢以上文藻ヲ尚バズ。