Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.

まけないおとこ

負けない男

佐々木 邦

Lee 負けない男 (まけないおとこ) de 佐々木 邦 (ささきくに) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 98.799 caracteres · 202 pantallas

Aozora Bunko

先輩後輩

と婆やは一向驚かない。大学を出たもの即ち大学者で、諸事思い通りに行くものと信じている。

先輩後輩

晩に、裏隣りの悌四郎君が訪れた。堀尾君と違って、勤め大切の律義者、上役を神さまのように敬う男だから、堀尾君の失業を当然のことゝして、その折、

「何と言っても君が悪い。世の中はそんな単純なものじゃない。駄目だよ、君は。中学時代と同じだもの」

と大いに忠告するところがあった。

「何うだね? 三井物産へ推薦してくれないか?」

と堀尾君は冗談に言った。

「迚も/\」

「何故?」

「君と机を並べた日には僕の首まで危くなるよ」

「何ういう計算だろう?」

「考えて見給え」

「何を?」

「小学校の時も中学校の時も僕は君の巻き添えで、ひどい目に会い通しだぜ。いや、学校に入らない前からだった」

と悌四郎君はその実例として、正晴君から痲疹を貰って死にかけたこと、村長さんの養魚池を荒して操行点が乙になったこと、峠の喧嘩で側杖を食って頭が瘤だらけになったことを持ち出した。

「君は覚えが好いな」

「損をしたことは忘れない」

「徳をしたことは何うだい?」

「え?」

「ハッハヽヽ」

「参った/\」

「三井物産へ世話をするかい?」