Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lisez 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 138 733 caractères · 274 écrans
十八
とこれから和平を呼んで話しますと、和平も大きに悦んで承知しました。
多「旦那様どうか一寸着物と羽織を貸しておくんなせえ」
善「何処へ往くんだ」
多「これから往って来る処があるから」
善「どんな着物がいゝな」
多「なアに一寸したので宜うがんす」
善「これ忰のを貸してやれ、結城紬のが宜しい」
とこれから着まして、多助が戸田様のお屋敷へ参り、実父鹽原角右衞門に会い、婚礼の事を相談を致しますというお話でございますが、一寸一息つきまして申上げましょう。
十八
多助は主人山口屋善右衞門から着物と羽織を借り、これを着まして戸田様の屋敷にいる実父鹽原角右衞門の所へ往きましたが、丁度十ヶ年ぶりでございます、尤も五年前危難の節実父には逢いましたが、卒に別れましたゆえ、今日は染々物語をしようと思いまして屋敷へまいり、
多「お頼み申します、お頼み申します」
男「どーれ」
多「手前は山口屋善右衞門の手代多助と申します、旦那様へお目通りを願いやす」
男「左様か、少々控えて居れ……えゝ山口屋善右衞門方の手代多助と申すものがまいりまして、旦那様へお目通りを致したいと申します」
角「なに多助がまいったと、如何いう