Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lisez 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 138 733 caractères · 274 écrans
婆「角右衞門さんというお方にお目にかゝりてえもんだねえ」
五八「己ア旦那は高平村まで用があって往きやして居りやしねえ、若旦那べいだ」
婆「そんなら若旦那に一寸お目に懸りとう存じます」
五八「多助さん、何んだか知んねえが、貴方に逢いてえという人が来やした」
というに、奥より出て来る多助は今年廿歳で、おとなしやかな息子で、慇懃に手をつかえ、
多「生憎親父は居りましねえが、お言置で宜しいことなれば、私が承わり置きまして親父に申聞けましょう」
婆「貴方は御子息さんでございますか、只今貴方と一緒に此処の家へ這入りました娘は、此方の娘子だと此の御奉公人が云ったそうでございますが、一体あの娘は何方からお貰いなさいましたか、それを承わりとうございます」
多「いえ、貰った訳ではございません、あれは私の家の先からの娘でござります」
婆「お惚けなすっちゃアいけません、ありゃ私の娘だよ、私しア三田の三角のあだやと云う引手茶屋のおかくという婆アだが、あれは私の大事な金箱娘、此の二月大火事の時深川を焼出され、迯げ出す途中ではぐれてしまい、今日が日まで行方が知れないから、※々手分けをして捜がしたが、何うしても知れなかった