Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
めがね
眼鏡
小川 未明
Lisez 眼鏡 (めがね) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 7 487 caractères · 16 écrans
こう叫んで、つぎに正吉が、駆け出しました。このとき、たくさんのすずめが大騒ぎして鳴いている声が耳に入りました。小田が拾った巣をのぞくと、一羽の子すずめが入っていました。高い屋根の軒端にかかっているのが落ちたらしい。親すずめは、三人の立っている頭の上を、心配して往ったり、きたりしました。白く乾いた土の上へ飛ぶ影が落ちました。
「かわいそうだけど、あんな高いところへ、上がれないね。」
「僕、飼ってやろうかな。」と、小田が、いいました。
「ああ、そのほうがいいよ。」
「巣もいっしょに、かごの中へ入れておくといいね。」
二人は、小田に、そうすることをすすめました。いつしか、ねずみのことなど忘れてしまいました。小田は、自分の帽子の中へすずめの巣を入れて、三人は、教室へ入ると、帰るまで、どうしておくかということを相談しました。このとき、カチンといって、ドアの開く音がしたので、三人は、振り向くと、監護当番の赤い印を胸につけた、六年生が二人こちらを見守っていました。
「君たち、お教室でなにをしているの?」と、一人が、たずねました。
「なにもしていない。ちょっと用事があったんだよ。