Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
めがね
眼鏡
小川 未明
Lisez 眼鏡 (めがね) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 7 487 caractères · 16 écrans
二
そして、義雄が、まだ一ぴきも見つけないうちに、正吉は、三びきも見つけて、義雄に与えました。
「これだけあれば、いいよ。」
「義雄さん、飼っておくの。」と、正吉は、ききました。
「学校へ持っていって、理科の時間に解剖するのだよ。」
「えっ、殺してしまうの?」
正吉は、ぞっとしました。それなら、捕まえてやるのではなかったと思ったが、もうおそかったのです。心の中が、急に暗くなりました。そして、なにもかも、おもしろくなかったのです。
「かわいそうだなあ。」
やった、かたつむりを取り返す、いい智慧が浮かんできませんでした。
「毒びんの中に入れると、苦しまなくて、死んでしまうのだよ。」と、義雄は、心配する必要はないと、いいました。けれど、正吉には、命を取るということが問題なのです。義雄は、びんの中へ、草の葉も入れて持ってゆきました。いつのまにか、かず子さんはいなくなりました。正吉だけ、いつまでも自分のしたことを後悔していました。
二
学校で、正吉は、とりわけ青木、小田とは仲よしでした。三人は、昼の休み時間に、運動場へ出て、木かげのところで話をしていました。
「僕、このあいだ、教室へいったら、ねずみの奴、机の上でパンくずを食べていたのさ。