Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ちょうにんげんエックスごう
超人間X号
海野 十三
Lisez 超人間X号 (ちょうにんげんエックスごう) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 89 025 caractères · 178 écrans
ところが今、はからずもこの研究所の塔の中でお目にかかったものだから、少年たちは、ものめずらしさに機械人間の運動にすいつけられていた。
(すごいなあ!)
(よく動くねえ。人間がからだを動かすのと同じことだ。どんなしかけになっているのかしらん)
(こういう機械人間を一台買って持っていると、いろいろおもしろいことをやれるんだがなあ)
少年たちの頭の中には、思い思いの感想がわきあがっていた。
ところが谷博士の方は、少年たちのように明かるく機械人間をながめてはいなかった。もっとも博士は視力をうしなっているので、見えるはずはなかったが、しかし博士は、見えない目を見はり、両方の耳たぶに手をあてがって、機械人間の発する足音や、動きまわる気配に、全身の注意力をあつめて、何事かを知ろうとあせっている様子だった。
博士の顔は蒼白。ひたいには脂汗がねっとり浮かんでいる。耳たぶのうしろにかざした博士の手が、ぶるぶるとふるえている。いや、耳たぶもふるえている。博士のからだ全体がふるえている。博士の息は、だんだんにあらくなっていく。唇がわなわなふるえる。
「……たしかに、わしの作った機械人間にちがいない。