Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ちょうにんげんエックスごう

超人間X号

海野 十三

Lisez 超人間X号 (ちょうにんげんエックスごう) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 89 025 caractères · 178 écrans

Aozora Bunko

時間があれば、ちょっとよって見物したいが、あいにく行く余裕がない。せめてあのすごい塔を、カメラへおさめていこう」

と、写真機を塔へ向ける。

「よし、君が写真をとるあいだ、ぼくは、双眼鏡でちょっくら見物しよう」

一人は八倍の双眼鏡を目にあてて、塔に焦点をあわせる。

「ほほう、双眼鏡で見ると、いよいよすごい塔だ。……おや、あの塔にだれかいるね。人間がひとり、塔の中を歩いているよ」

双眼鏡の男が、そういう。すると案内人がぴくんと肩をふるわせた。

「だんな、ほんとうですかい。ほんとに人間があの塔の中にいますか」

「いるとも。ちゃんと見える」

「はて、何者かしらん。このあたりの衆はだれひとり近づかないはず。だんな、その人はどんな姿をしていますか」

「ちゃんと服を着ているよ。頭のところに白い布で鉢巻きをしている。鉢巻きではなくて繃帯かもしれんが……。ちょいと君、これで見てごらん」

そこで案内人は、双眼鏡を貸してもらって目にあてた。ようやく視野に、その疑問の人物がはいって来た。

「やあ、あれは谷博士さまだ。博士さまは、ご無事だったのけえ」

「幽霊かもしれんよ」

「待った、だんな。