Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

おばけのしょうたい

おばけの正体

井上 円了

Lisez おばけの正体 (おばけのしょうたい) de 井上 円了 (いのうええんりょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 74 925 caractères · 145 écrans

Aozora Bunko

第四四項 浅虫の怪談

となって化け物の仕業ときまった。これを警察署にて聞き込み、種々取り調べたる結果、同町内青柳某の女房が少々精神に異状を起こし、石を自宅の庭より例の別荘へ投げ、トタン屋根に落ちて音のするのがおもしろく、また人々の立ち騒ぐのが愉快さに、家人のすきをうかがって盛んに投げたることが知れ、果ては大笑いとなったとのこと、当時の新聞に見えていた。

第四四項 浅虫の怪談

先年、青森県浅虫村に一大怪事の現出せしことがあって、その当時、全国の新聞に報道してあった。今ここにその大略を記すれば、浅虫の山手に当たる所に貸家がある。その家に突然、神棚にありし鈴が落ちきたり、そこに載せてあるろうそく立てが落ちきたり、その飛ぶや別に音なく、ただ落つる際に大いなる響きを発するのみである。これより引き続き種々の物品が飛び出し、茶碗が飛び、徳利が飛び、盆が飛び、はなはだしきは仏壇が飛び去ったという騒ぎである。この怪事を聞いて警察より出張して取り調べたるに、その借家に住する三人の女の仕事なることが発覚した。そのうちの一女が袖の下に箸を隠し持って、今しも投げ出さんとするところを見つけ、ほかの二女も詰問の結果、ついに白状するに至り、ツマリ、病的にあらずして、故意に出でたる悪戯なることが分かった。