Classiques japonais avec furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lisez 万葉秀歌 (まんようしゅうか) de 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 213 820 caractères · 427 écrans
(巻十二・二九二九)、「若人見而」(巻十六・三八六八)の例がある。なお額田王の「古に恋ふらむ鳥は霍公鳥蓋しや鳴きし吾が恋ふるごと」(巻二・一一二)があること既にいった。一首は女が男を待つ心で何の奇も弄しない、つつましい佳い歌である。そしていろいろと具体的に云っているので、読者にもまたありありと浮んで来るものがあっていい。なおこの歌の次に、「君に恋ひ寝ねぬ朝明に誰が乗れる馬の足音ぞ吾に聞かする」(巻十一・二六五四)、「味酒の三諸の山に立つ月の見が欲し君が馬の音ぞする」(同・二五一二)の例がある。
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窓ごしに月おし照りてあしひきの嵐吹く夜は君をしぞ念ふ 〔巻十一・二六七九〕 作者不詳
第二句原文「月臨照而」で、旧訓ツキサシイリテであったのを、契沖がツキオシテリテと訓んだ。窓から月が部屋までさし込んで、嵐の吹いてくる今晩は、身に沁みてあなたが恋しゅうございます、というので、月の光と山の風とが特に恋人をおもう情を切実にすることを云っている。私はこの歌で、「窓ごしに月おし照りて」の句に心を牽かれている。普通「窓越しに月照る」というと、窓外の庭あたりに月の照る趣のように解するが、「おし照る」