Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ふたつのじょぶん
二つの
中谷 宇吉郎
Lisez 二つの (ふたつのじょぶん) de 中谷 宇吉郎 (なかやうきちろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 115 903 caractères · 236 écrans
その悩みも手紙に託するより外に道がなかった。六月九日「晴。郷里より書留来る。又夏よりも手紙来る。乳の張るたび此乳を呑ます様ならば如何に嬉しからんと思ふなど言ひ越せり。明星を読む。
二十年の汝が世の夢はつらかりし。笑ひて拗ねて恋の歌読め」
この頃の先生の日記に、夏子夫人と同程度にしばしば出て来る名前は、土佐一中時代からの友人の間崎純知氏と竹崎氏との名前である。小林勇氏の『回想の寺田寅彦』の中に、間崎氏の談話筆記がある。先生はもともと感情をあらわに出す性質ではなかったが、間崎氏等には、時とすると「間崎、おやじはこんなことを言ふんだ」と云って、苦しい胸を打ち明けられたこともあったそうである。
「奥さんには、わたしは会つた事がありませんが、大変美しい立派な人だつたと聞いて居ります。土佐の人で師団長をした坂井将軍の令嬢で、寺田の父が矢張り軍人だつたところから縁が出来たのでせう。
奥さんが病気になると、その頃は胸の病気といふと大変恐れられてゐた時世で、ほととぎすの武男と浪子のやうな時代ですから、寺田の父親は、寺田の体はもともと丈夫ではないし、大切な一人息子ですから、一緒に置く事を承知しない。