Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

じんがいまきょう

人外魔境

小栗 虫太郎

Lisez 人外魔境 (じんがいまきょう) de 小栗 虫太郎 (おぐりむしたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 101 713 caractères · 205 écrans

Aozora Bunko

ところが、折竹が含みわらいをして、

「マアマア、話は全部聴いてからにし給え。それがね、探検隊とはいえ、じつに妙なものなんだ。触れ込みはそうでも、総員男女二人しかいない」

「なんだ※(疑問符感嘆符、1-8-77)」 ちょっと、ダネックの顔色が和らいだ。案外、事実を知ったら吹きだすようなものかもしれない。彼は、バンドを揺って、嗤いながら立ちあがった。「そうか、其奴が、僕の『天母生上の雲湖』における経験を聴きたいというのだね。よろしい、今夜そのちんまりとした探検屋に逢ってやろう」

アメリカ地理学協会「天母生上の雲湖」攻撃隊は隊員二十一名、人夫は、苗族、※※、モッソ各族を網羅し二百余名なのに、ここに、あらたに現われた新隊の人数総員二名とは、まずまず聴けばままごとのような話である。ダネックと折竹は、その日の夕がた新来者の宿を訪れた。

そこは、折竹と懇意な漢人の薬房で、元肉、当帰樹などの漢薬のくすぶったのが吊されている。店をとおって奥まった部屋へとおされた。そこには、浮腫でもあるのか睡たそうな目をした、五十がらみのずんぐりとした男が立っている。丁抹の、クロムボルグ紀念文化大学の教授ケルミッシュといった。