Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かいきよんじゅうめんそう

怪奇四十面相/宇宙怪人

江戸川 乱歩

Lisez 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 182 581 caractères · 364 écrans

Aozora Bunko

「きみは、小林君の部下のチンピラ別働隊のひとりだったね。小林隊長のまえで、ほんとうのことをいってみたまえ。小林君、こいつは、きみがしらべるといい。」

すると、小林君は、イスから立っていって、いきなり、山根少年のほおに、ピシャッと平手うちをくわせました。

「チンピラ隊の名誉をきずつけたばつだ。チンピラ隊の子どもたちが、これをきいたら、きみをふくろだたきにして、半殺しにしてしまうよ。しかし、きみが、ここでほんとうのことをいえば、ぼくがみんなに、あやまってやる。サア、ほんとうのことをいってみたまえ。」

山根少年は、ほおをおさえて、べそをかいていました。

「おらあ、りっぱな紳士にたのまれたんだ。百円札を二十枚くれたんだ。そして、上野公園の塔のてっぺんへ、のぼったんだ。おらあ木のぼりの名人だからね。あんなこと、わけねえや。それに、紳士がてつだってくれたからね。そして、宇宙怪人に、さらわれて、塔のてっぺんに、しばりつけられたって、うそをいったんだ。紳士が、そういえば、二千円やるといったんだ。小林隊長、かんにんしてくれ、な。おらあ、ミツマメと、シルコと、肉ドンブリが、腹がやぶけるほど、食ってみたかったんだよ。