Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かいきよんじゅうめんそう

怪奇四十面相/宇宙怪人

江戸川 乱歩

Lisez 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 182 581 caractères · 364 écrans

Aozora Bunko

巨大なネズミとり器

これには、なにか、わけがあるのでしょうか。

巨大なネズミとり器

北村青年が考えだした「巨大なネズミとり器」というのは、つぎのようなことでした。それを警察でも、やってみることになったのです。

平野君のおうちから、一キロほどいったところに、ひろっぱがあって、そのまんなかに、焼けのこったコンクリートのくらが、ポツンとたっていました。警察は、そのくらを持ち主からかりうけて、中を部屋のようになおし、電灯をひき、机やイスやベッドをいれ、人が住めるようにしました。そのうえ、くらの入り口に奇妙なしかけをつくったのです。それが、どんなしかけであったかは、あとでわかります。

すっかり、じゅんびができあがると、いよいよ、平野ゆりかさんが、ただひとりで、そのコンクリートのくらの中に住むことになったのです。ゆりかさんは、ある日、こっそりと自動車で、くらの中にひっこしをしました。そして、まいにち、バイオリンをひいて、くらしていました。

ひろっぱの一方のはじに、小さなアパートがありましたが、ちょうど、ゆりかさんがひっこしをした日に、そのアパートの二階の一室を、ひとりの男がかりうけました。