Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

にっき

日記

宮本 百合子

Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.

N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 40 068 caractères · 81 écrans

Aozora Bunko

八月二日

八月六日

八月九日

人物カツ然とせず。

八月二日(火曜)

今日より必ず一生実行すべきこと、Yをムージュ〔夫〕と呼ばぬこと。ぐさっとしたもの生じ、Yのためにわるし、自分のためにわるし。ママゴトやめ、三十女のママゴト Ph!

――○――

今朝目をさましたら激しい雨の音がして居る。うれしかった。水たまりが出来る位。

仕事すむ。二十三枚半

今日二人キゲンよし。

八月六日(土曜)

開成山へ一時の急行で立つ。

汽車ひどい雑踏なり。寝台車にのる。

途中、「装甲列車」イワノフをよむ。

後半、装甲列車が包囲されて、或地点を行きつ戻りつ次第次第に狂乱的になって来る、内部の人間の恐ろしい精神状態がよく描かれて居て、心を動かされた。実に、現在、この瞬間しか理解せず、予測出来ず、感じ得ず――実在のすべてが一瞬に圧搾された極度の擾乱をよく描いて居る。支那人がレールの上で自殺して装甲列車を止めようとするところなど。――何か哀れなり、人間が哀れというこわい気がする。

八月九日(火曜)

S始めてゴースチ

心がまだ大人になって居ないのに肉体だけ大人になるのが何だか可哀そうな心持がした。世話をして貰うとき体じゅうに汗を掻き、憂鬱になって居るその様子も哀れで、何だか一日此方の心持も平静でなかった。