Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

にっき

日記

宮本 百合子

Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.

N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 40 068 caractères · 81 écrans

Aozora Bunko

十二月二十四日

計らず、黒田礼二氏に会い、夜メイエルホリドへゆく迄喋った。

十二月二十四日(土曜)

朝、大分共産党の人々もかえって部屋がすいたから、前の六十三へ引越した。南向、三間半に三間半位の部屋、たっぷりしてよろし。六円六十銭。物をはこんで居ると、黒田氏来。ついで、ロシア語の先生という人来。黒田氏米川さんの部屋へ(70)行ったから自分あとからゆく。モヤ、間もなく来。クリスマスツリーを私共の部屋へ立てることにして、四人出かける。米川さんの案内で、すっかり迷った揚句、スタニスラフスキーの弟子で、芸術座のダイレクターをして居る女優を訪ね、ついで、ニキーチナ夫人を訪ねる。二人とも活動して居る人々で、各※(二の字点、1-2-22)面白いところあり。ニキーチナ夫人、二百何人かの文芸家をメムバーとするクラブを作って居て、入った部屋には、壁間すき間なく、作家たちの写真、スケッチ、ポートレイト架すなり。又書斎には伝記をクラシファイして集めてあり。作家に関する蒐集癖が、学者的クラシフィケーションを受けたのなり。

イクラ、キウリ、ソーセージ、パン、買い込んで、黒田さん樹をかざってくれ、蝋燭に火をつけ、サモワールをとりよせ、愉快に二時頃まで喋った。