Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

うきぐも

浮雲

二葉亭 四迷

Lisez 浮雲 (うきぐも) de 二葉亭 四迷 (ふたばていしめい) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 112 980 caractères · 222 écrans

Aozora Bunko

の手薄になるところから足掻き出したが、さて木から落ちた猿猴の身というものは意久地の無い者で、腕は真陰流に固ッていても鋤鍬は使えず、口は左様然らばと重く成ッていて見れば急にはヘイの音も出されず、といって天秤を肩へ当るも家名の汚れ外聞が見ッとも宜くないというので、足を擂木に駈廻ッて辛くして静岡藩の史生に住込み、ヤレ嬉しやと言ッたところが腰弁当の境界、なかなか浮み上る程には参らぬが、デモ感心には多も無い資本を吝まずして一子文三に学問を仕込む。まず朝勃然起る、弁当を背負わせて学校へ出て遣る、帰ッて来る、直ちに傍近の私塾へ通わせると言うのだから、あけしい間がない。とても余所外の小供では続かないが、其処は文三、性質が内端だけに学問には向くと見えて、余りしぶりもせずして出て参る。尤も途に蜻蛉を追う友を見てフト気まぐれて遊び暮らし、悄然として裏口から立戻ッて来る事も無いではないが、それは邂逅の事で、ママ大方は勉強する。その内に学問の味も出て来る、サア面白くなるから、昨日までは督責されなければ取出さなかッた書物をも今日は我から繙くようになり、随ッて学業も進歩するので、人も賞讃せば両親も喜ばしく、子の生長にその身の老るを忘れて春を送り秋を迎える内、文三の十四という春、待に待た卒業も首尾よく済だのでヤレ嬉しやという間もなく、