Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
うきぐも
浮雲
二葉亭 四迷
Lisez 浮雲 (うきぐも) de 二葉亭 四迷 (ふたばていしめい) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 112 980 caractères · 222 écrans
第九回 すわらぬ肚
また始まッたと云ッたような面相をして、お勢は返答をもせずそのまま子舎へ這入ッてしまッた。
さて子舎へ這入ッてからお勢は手疾く寐衣に着替えて床へ這入り、暫らくの間臥ながら今日の新聞を覧ていたが……フト新聞を取落した。寐入ッたのかと思えばそうでもなく、眼はパッチリ視開いている、その癖静まり返ッていて身動きをもしない。やがて、
「何故アア不活溌だろう」
ト口へ出して考えて、フト両足を蹈延ばして莞然笑い、狼狽てて起揚ッて枕頭の洋燈を吹消してしまい、枕に就いて二三度臥反りを打ッたかと思うと間も無くスヤスヤと寐入ッた。
第九回 すわらぬ肚
今日は十一月四日、打続いての快晴で空は余残なく晴渡ッてはいるが、憂愁ある身の心は曇る。文三は朝から一室に垂籠めて、独り屈托の頭を疾ましていた。実は昨日朝飯の時、文三が叔母に対て、一昨日教師を番町に訪うて身の振方を依頼して来た趣を縷々咄し出したが、叔母は木然として情寡き者の如く、「ヘー」ト余所事に聞流していてさらに取合わなかッた、それが未だに気になって気になってならないので。
一時頃に勇が帰宅したとて遊びに参ッた。浮世の塩を踏まぬ身の気散じさ、腕押、坐相撲の噺、体操、音楽の噂、取締との議論、賄方征討の義挙から、試験の模様、落第の分疏に至るまで、凡そ偶然に懐に浮んだ事は、月足らず