Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ちょうにんげんエックスごう

超人間X号

海野 十三

Lisez 超人間X号 (ちょうにんげんエックスごう) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 89 025 caractères · 178 écrans

Aozora Bunko

「それは成功しないから、よしたがいい。とにかく、それでは早く仕事にかかろう。君とはもう口をきかないことにする」

「早く、私のからだを自由にせよ。君には、私を捕らえる権限がないじゃないか」

「そのうちに、君を自由にしてやるよ。当分ここにいて、わしの仕事に協力してもらうのだ」

「いやだ。X号の仕事のお手つだいをさせられてたまるものか」

「吠えるのはよしたほうがいいよ。わしは、だれがなんといおうと、計画したことはやりとげるのだ」

X号は、それからのちは山形警部の怒号にはとりあわなかった。彼は仕事にかかった。彼は、機械人間に命じて、山形警部をおさえつけ、その頭に脳波受信機の出力回路を装置してある冠をかぶせた。そして警部を大きな脳波受信機の函の中へ押しこんで、ぱたんと蓋をした。警部は冠をかぶせられたときから後は、別人のようにおとなしくなってしまった。それは彼が麻痺状態に陥ったがためであった。彼は、もう自分で考えることもしゃべることもできず、一個の機械とかわらぬ生体となってしまったのである。

「よしよし、それでその方はよし。こんどは博士の方にかかろう。ちょっと手ごわいかもしれないが、なあに、やっつけてしまうぞ」