Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しげき「すいせんともくぎょ」

三好十郎の仕事 別巻

三好 十郎

Lisez 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) de 三好 十郎 (みよしじゅうろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 220 145 caractères · 440 écrans

Aozora Bunko

くれなんとかしてくれと泣くように言いますので、私から春子さまに頼みますと春子さんは例の調子で、さあさあとおっしゃいますので、春子様のお父様と春子さまと私に、香川、この四人が信州に行って、その夏を暮したのです……ちょうどそれは、別荘と自家用の炭を焼くために金吾さんが炭焼きがまを築くと言いますので、二三日前から香川は手伝いに通っていて、私と春子さんはあとから、その小川の岸に行くことになっていました……

川のせゝらぎの音。遠く山鳩の声。石の上に泥をベタベタと叩き塗る音と、時々(石を石で叩く)ドシンドシンと石で地面をならす響。

香川 (「札幌農大寮歌」をハミングしながら、それに拍子を合せて、炭焼ガマの外側に泥を塗っている)……。さあて、こっちは大体よしと。金吾君、上の方もズッと塗るの?

金吾 (声が出くぐもって聞えるのは、半出来のカマの内側にもぐり込んで、その下方を石でならす仕事をしているからである)いえ、上の方は結構でがす。それは原木を積み込んでから塗りこめるんで。

香川 じゃ、後の方をもう少しやるかな。……(と、ベタベタとまた仕事をはじめながら)これだけのカマで、一度にどれ位の炭が焼けるのかな?