Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ふれんぞくさつじんじけん
不連続殺人事件
Lisez 不連続殺人事件 (ふれんぞくさつじんじけん) de Sakaguchi Ango (坂口 安吾) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 162 047 caractères · 322 écrans
珠緒さんは平気であった。存分接吻して顔を上げて、
「どう? ピカ一さん。あしたの晩はあなたにこうしてあげるわね。そのとき顫えちゃダメですよ。私は顫える男は嫌いなのよ。ねえ、タンゴさん、タンゴを踊りましょう」
丹後は首をふった。然し首をふりかけたとき、珠緒さんは目もくれず、もう内海の方へ歩いていたから、取りすまして首をふる丹後の首がオモチャの人形みたいであった。
「さア、内海さん。あなただって、たまにはフットライトを浴びなきゃいけないわ。片隅にひっこんで、いじけずに、堂々と、圧倒しちゃうのよ」
内海は人の好い微笑をうかべて、
「僕がフットライトを浴びるのは、ノートルダムの主演の時だけさ。その節は共演をたのむぜ」
「あら、そう。すばらしいことね。この夏、ここでやりましょうよ。人見さん、手頃に脚本書いてちょうだい」
「よろしい。オレが舞台装置をやる。村の衆に興行して、百姓どもの新円をまきあげてやろう」
「ピカ一の舞台装置じゃ百姓のお客は逃げ出すさ。芝居なんざ、止すがいい。これだけ女優が揃っているから、エロダンス、外に何があるものか。ザッと、この通り」
王仁はいきなり珠緒を抱きかかえて、ひったくるようにツーピースをぬがせた。