Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
にさんのさんめいについて
二、三の山名について
木暮 理太郎
Lisez 二、三の山名について (にさんのさんめいについて) de 木暮 理太郎 (こぐれりたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 28 599 caractères · 57 écrans
白山
永録は永禄で、三年と云えば桶狭間合戦の翌年である。これで見ても御岳登山の古いことは知れよう。けれども御岳登山の盛になったのは、天明五年に尾張国春日井郡の覚明行者が藪原の杣長九郎等十三人の労力奉仕に依りて黒沢口を改修し、寛政四年に武蔵国埼玉郡の普寛行者が王滝口の山道を修造して、共に中興に推されてから以後の事である。
白山
白山は越のシラヤマと呼ばれていた。ハクサンと音読されるようになったのは後のことである。それがシラヤマと呼ばれた訳は、誰も知っての通り冬季降雪量多く、従って夏も多量の残雪を有する為である。治部卿通俊の
おしなへて山の白雪積れとも
しろきは越の白根なりけり
は、此間の消息を歌ったもので、几河内躬恒が歌に
消えはつる時しなけれは越路なる
白山の名は雪にそありける
とあるは、白山の名の由来を語るものであろう。斯様に雪が多いのと同時に火山である此山は、橘南谿も
白山は只一峰にて根張りも大に、殊に雪四時ありて白玉を削れるが如く、見るより目覚る心地す。
と道破した如く、富士山程でなくともどちらかといえば秀麗な山である、太古の住民が之を女性と見て、白山比ノ神と崇めたのは無理ならぬことである。