Classiques japonais avec furigana
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にさんのさんめいについて
二、三の山名について
木暮 理太郎
Lisez 二、三の山名について (にさんのさんめいについて) de 木暮 理太郎 (こぐれりたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 28 599 caractères · 57 écrans
両神山
両神山
両神山には八日見山の異名があり、又竜神山或は竜頭山とも呼ばれる。この山は遠望した所では頗る怪奇な山容を呈しているが、登って見ると夫程の岩山とも感じないのは、木がよく繁っている為であろう。絶頂は鋸岳といわれている通り岩の痩尾根で、最高所に二、三の石像と其北の少し低い一坪許りの平地に三角標石を存するのみであるが、東寄りに五、六町下ると木造のお宮が二つある。私の案内者であった中津川村の山中房吉は、西南に在るのは小森村、東北に在るのは薄村で建てたもので、両祠とも各其村の方に向けて建てることになっていると話した。然るに『新篇武蔵国風土記稿』の薄村の部には、
両神明神社 小社ニテ東向、薄白井指両村ノ鎮守トス。所祭伊弉諾伊弉冉尊云々。例祭四月八日、九月十九日。別当観蔵院麓ノ大谷ニ住ス。当山修験、上州緑野郡安中宿天照寺配下。
両神権現社 明神社ヨリ少シ小サク又新ラシク見ユ、明神社後ロニアリテ南向ナリ。コレ又前ニ同ク両村ノ鎮守ニテ所祭二尊ナリ云々。例祭前ニ同ジ。別当金剛院小名浦嶋ニ住メリ。本山修験、入間郡越生郷山本坊配下ナリ。
とあって房吉の話とは多少相違している。