Classiques japonais avec furigana
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にさんのさんめいについて
二、三の山名について
木暮 理太郎
Lisez 二、三の山名について (にさんのさんめいについて) de 木暮 理太郎 (こぐれりたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 28 599 caractères · 57 écrans
とあって、鷲の羽を産出したことが郡名の起りであるとされている。勿論鷲の羽の出たことは確であるけれども、それは出羽の地に限った訳ではないから、それが地名になったとは考えられない。『出羽名義考』には出端の意味であろうとある、これは恐らく正しい推定であろう。
イデハという地名の地元は何処であったかといえば、それは疑もなく式内社伊※(「低のつくり」、第3水準1-86-47)波神社の所在地である庄内平野であろう。イデハのイデは南洋系語のデハヅレの意であるウチ又はイチの転訛したもので、ハはナニハ(難波)のハと同じく平野を意味するチアム語であると思う。そうすればイチハ即ちデハヅレの平野ということになる。此のデハヅレは勿論越後方面からいうデハヅレであって、イチハがイツハとなりイデハとなったのであろう。
此平野の南部を南北に貫流して酒田附近で最上川に注いでいる川に赤川というのがある。一名を大梵字川とも称し、梵字が水中に現われる為の名であると説いているが、之は大宝寺を訛って大梵寺というた為の附会に過ぎない。赤川という名に就ても説がある。上流に温泉があって水色が赤いからだともいい、又湯殿山の登拝者が源流で垢離を取る為に垢川と称し、転じて赤川となったものともいわれている。