Classiques japonais avec furigana
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にさんのさんめいについて
二、三の山名について
木暮 理太郎
Lisez 二、三の山名について (にさんのさんめいについて) de 木暮 理太郎 (こぐれりたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 28 599 caractères · 57 écrans
『風土記稿』の編者は、祭神に就て単に竜神大明神又は竜神社とのみ記して、其所に抄録してある縁起に竜頭大明神と書いてあることに気が付かなかったか、或は気が付いても意味が分らなかった為か、肝心な頭の一字を脱してしまった。これは重要なことであるが、それに就ては後に述べることにする。房吉の話では絶頂から北に下ると竜頭山というのがあってリユウガミ山と称するとのことであった。それは正しく河原沢村の竜頭大明神を祭ってある地点を称したものに相違あるまい。けれども矢張リヨウカミ又はリヤウカミと唱えるのであろう。
この竜頭という山名を記載した地図を私は見たことがなかったが、本会の記念大会に陳列された吉田君の出品に係る多くの武蔵図の中に一葉を発見したのは珍らしかった、但し著者及出版の年月日を写し取った紙片を紛失してしまったので、ここに紹介することを得ないが、酒井彪三編輯、明治十年八月出版の『大日本一統輿地分国図』の中なる「武蔵」の図にも、八日見山との関係的位置は、甚しく隔絶しているが、明に山名は記載してある。尚お竜頭大明神の祠は、山の中腹又は頂上にあるのではなくて、鞍部に安置した木造の小祠であることを後の登山によりて知ることを得た。