Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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にさんのさんめいについて

二、三の山名について

木暮 理太郎

Lisez 二、三の山名について (にさんのさんめいについて) de 木暮 理太郎 (こぐれりたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 28 599 caractères · 57 écrans

Aozora Bunko

宣シヨリ、山ノ名ヲ八日見山ト名付ケ給フトナリ。

とあり、薄村では

両神山 伊弉諾伊弉冉尊二神ヲ祭レバコノ名アリ、一ニ八日見山トモ書セリ。土人ノ伝ヘニ往古日本武尊東夷征伐ノ時コノ郡中ニカカリ、此ノ山ヲ見給ヒテ通行セシメタマフコト八日ニ及ベルヨシ、故ニ名ツクト云。

ということであって、所伝に多少の相違はあるが、八日の間見えていた為に八日見山と名付けたという点は両者一致している。これはこの山の名が古くはヤウカミと呼ばれていた証拠である。いや、そのヤウカミという名も原始のままでないことは明かであるが、最も本来の呼び名に近いものであると信ずる。然らばこの名の基く所は何であるかといえば、疑いもなくそれはオガミから導かれたもので、竜とは即ち※蛇を指し、仏経でいう竜王のことである。更に語を換えて言えば八岐のである。

『古事記』の所伝に拠れば、伊弉冉尊は神迦具土をお生みになって、それが為に神避り坐した。是に於て伊弉諾尊は御佩せる十拳剣を抜いて迦具土ノ神の頸を斬り給うた。其時迸り出た血からいろいろの神が成り出ましたが、御刀の手上に集れる血手俣より漏出て成りませる神の名を闇※加美ノ神というとある。