Classiques japonais avec furigana
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にさんのさんめいについて
二、三の山名について
木暮 理太郎
Lisez 二、三の山名について (にさんのさんめいについて) de 木暮 理太郎 (こぐれりたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 28 599 caractères · 57 écrans
血、乳、口などがそれである。蛇も亦チといわれ、水に住んでいるのがミヅチ、山に住んでいるのがヲロチ(ヲは峰なり口は助辞)であるともいえる。
太古日本原住民族の一に自ら倭と称した部族があって、西は九州から東は関東地方にまで居住していたらしい。中にも九州に住んでいたものは、支那の殖民地であった朝鮮の楽浪あたりと交通したので、『魏志東夷伝』に倭人の記事があり、之が九州の住民に関する文献の最も古いものとされている。坪井博士の説に拠ると、この倭人は現に暹羅の東部メーコン河の沿岸森林地帯やカムボチャに居住する土人の先祖と同じもので、古のモン国とクメール国即ちカムボチャとの二国民を代表者として、之をモン・クメールと称する。この民族は前印度の内地一円に亙っての原住民であったのが、後に暹羅の先祖となった※民族が雲南より大挙南下したので、それに圧迫されて各地に分散移住したといわれている。そしてメーコン河の両岸に於ける大森林地帯に住んでいる土人は、今も太古の生活を続け、太古時代と殆ど些も変らぬ土俗や信仰や言語を存している。しかもそれと同様の土俗や信仰を日本の古代人に見出すばかりでなく、言語の如きは現に日用の俗語として生き残っている。