Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
きめんじょうのひみつ
奇面城の秘密/夜光人間
江戸川 乱歩
Lisez 奇面城の秘密/夜光人間 (きめんじょうのひみつ) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 150 254 caractères · 300 écrans
小林少年は、そこまで考えて、ハッとしました。
「あいつは、ぼくたちを、生きうめにするつもりだな。」
穴の底につもった土は、底なし沼のようにドロドロして、足でふむと、ズブズブとしずんでしまいます。いくら土がつもっても、それを足場にして、穴のそとへ出られるみこみはありません。ドロドロの土は、もうひざの高さまであがってきました。
「上山さん、このままじっとしていたら、ぼくらは土にうずまって、死んでしまいます。さっきの肩車で、やってみましょう。さあ、むこうをむいて、立ってください。……ポケット君も、あとからのぼるんだよ。」
小林少年は、そういって、上山さんの背中へのぼりつこうとしましたが、ダダダ……と、ふってくる滝のような土に、頭や、顔をうたれるうえ、上山さんの背広もドロドロになっているので、手をかけると、ツルツルすべって、どうすることもできません。
しかし、命にかかわることですから、なんども、なんども、おなじことをやってみました。あるときは、小林君がうまく上山さんの肩にのぼり、ポケット小僧も、上山さんの背中から小林君の背中へとよじのぼり、とうとう肩の上に立ったのですが、穴のふちに手をかけようとすると、そこも、ドロドロの土におおわれていたので、ツルリとすべり、グラッとよろめくと、三人ともおりかさなって、穴の壁へぶっ