Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しょうせつ ほととぎす
小説 不如帰
徳冨 蘆花
Lisez 小説 不如帰 (しょうせつ ほととぎす) de 徳冨 蘆花 (とくとみろか) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 129 742 caractères · 256 écrans
そいはにぎやかでよかったの。赤坂でもお変わりもないじゃろの、浪どん?」
「はい、よろしく申し上げます、まだ伺いもいたしませんで、……いろいろお土産をいただきまして、くれぐれお礼申し上げましてございます」
「土産といえば、浪さん、あれは……うんこれだ、これだ」と浪子がさし出す盆を取り次ぎて、母の前に差し置く。盆には雉子ひとつがい、鴫鶉などうずたかく積み上げたり。
「御猟の品かい、これは沢山に――ごちそうがでくるの」
「なんですよ、母さん、今度は非常の大猟だったそうで、つい大晦日の晩に帰りなすったそうです。ちょうど今日は持たしてやろうとしておいでのとこでした。まだ明日は猪が来るそうで――」
「猪? ――猪が捕れ申したか。たしかわたしの方が三歳上じゃったの、浪どん。昔から元気のよか方じゃったがの」
「それは何ですよ、母さん、非常の元気で、今度も二日も三日も山に焚火をして露宿しなすったそうですがね。まだなかなか若い者に負けんつもりじゃて、そう威張っていなさいます」
「そうじゃろの、母さんのごとリュウマチスが起こっちゃもう仕方があいません。人間は病気が一番いけんもんじゃ。