Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

きょうふじょう

恐怖城 他5編

佐左木 俊郎

Lisez 恐怖城 他5編 (きょうふじょう) de 佐左木 俊郎 (ささきとしろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 143 735 caractères · 290 écrans

Aozora Bunko

第七章

「それじゃ、銘々に鉄砲を持って……」

敬二郎はそう言いながら、厩舎の中へ駆け込んだ。

厩舎の中には、三匹の馬が鞍を置いて隠されていた。猟銃も弾嚢帯と一緒にそこに置かれてあった。三人は胴に弾嚢帯を巻きつけると、銃を握って馬に跨った。

「山の中へ、山の中へ追い込むようにしなけりゃ!」

敬二郎はそう言って、花房の胴にぐいっと拍車を打ち込んだ。三匹の馬は黒土を蹴起こしながら駆けだした。

第七章

1

砂煙を蹴上げながら、毬のように駆け飛んで吾助茶屋の前まで来ると、正勝は馬の背にしがみつくようにしながらぐっと手綱を引いた。馬は喘いで立ち上がるようにしながら止まった。次の瞬間、正勝はぱっと身を翻して道の上へ飛び下りた。そして、正勝は馬をそのままにしておいて、茶屋の中へ飛び込んだ。

茶屋の中の薄暗い土間には、開墾場の人たちが五、六人ばかり炉を囲んでいた。

「どうなさいましたよ?」

吾助爺は正勝の突然の闖入に驚いて、目を瞠りながら言った。

「鉄砲なんか持って?」

「敬二郎の奴らがおれがいちゃ邪魔なもんだから、おれを殺そうというんだ」

正勝は喘ぎながら言った。