Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しのよこく
死の予告
野村 胡堂
Lisez 死の予告 (しのよこく) de 野村 胡堂 (のむらこどう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 17 149 caractères · 34 écrans
第二の予告
第二の予告
「それだけですか伯爵」
「イヤ、これだけなら、別に私も驚かない。世の中には随分暗合というものがあるから、どんな間違いでこんな事が起こらないものでも無いとあきらめて仕舞ったかも知れない。ところが、例の予告の手紙が、又今日も私の手元へ配達された」
「エッ」
「これを読んでくれたまえ」
伯爵の差出したのは、前のと同じような西洋封筒、同じような粗末なカードに、同じような郵便局の墨汁で、
十日生き延びた、三月十三日には容赦をせぬぞ。
(二十三年前の女より)
少し言葉も多くなって居りますが、伯爵の身代りに大川を殺したのは、この無名の復讐者に取っても、甚だ不本意だったことは明かです。
「三月十三日と言うと」
「明日だ」
「これは捨て置けません、警察へそう言って、直ぐにも手配をしなければ」
「いやいやこんな昔の恥を曝す位なら、私は死んだ方がいい。そうでなくてさえ此節は、我々仲間に何んとか非難される人が多くなって、世間を騒がして居るではないか――それに、臭い者身知らずで、私なども随分声を大にして、矯風運動などをやったが、今となっては、それも極りが悪い」
二十三年前の放埒な生活に思いを馳せたのでしょう。