Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ゆしまもうで

湯島詣

泉 鏡花

Lisez 湯島詣 (ゆしまもうで) de 泉 鏡花 (いずみきょうか) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 62 004 caractères · 122 écrans

Aozora Bunko

四十九

あんまり思遣がない、何が気に入らないで、人形を壊したのよ、よ。お前さんは悪いことを、ようく知ってて私に教えてさ、無理にあんなことをさせておいて、まだ足りなくッて。畜生! 義理知らず、お前さんの出は田舎じゃあないか、私はね、仲之町で育ったんです。」と蝶吉は急き上げて言うこともしどろである。

四十九

「黙れ、黙れ、黙れ、ええ黙らないかい。」といいさま持ってた長煙管で蝶吉の肩をぴしと打った。

「畜生!」

「生意気な、文句をいうなら借金を突いて懸るこッた、分が何だい、憚ンながら大金が懸ってますよ。そうさ、また仲之町でお育ち遊ばしたあなただから、分外なお金子を貸した訳さ。しッ越もない癖に、情人なんぞ拵えて、何だい、孕むなんて不景気な、そんな体は難産と極ってるから、血だらけになって死なないようにとお慈悲で堕してやったんだ。商売にも障ります、こっちゃ何も慰に置くお前じゃあない、お姫様も可い加減にしておくが可いや、狂気。朝から晩まで人形いじくりをし通されて耐るもんか、外の妓にも障るんです、五人六人と雑魚寝をする二階にあんなもの出放しにしておかれちゃあ邪魔にもなるね。面も生ッ白いし、芸も出来て、ちったあ売れるからと大目に見て、我ままをさしておきゃあ附け上って、何だと、畜生。