Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ききがきしょう

聞書抄

谷崎 潤一郎

Lisez 聞書抄 (ききがきしょう) de 谷崎 潤一郎 (たにざきじゅんいちろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 108 821 caractères · 210 écrans

Aozora Bunko

の老僧共の命乞いに耳を貸さず、青巌寺をひた/\と囲んだ。で、翌十五日の巳の刻ごろに主従最後の盃を交し、家臣のうちの若年の者から腹を切った。第一番は山本主殿、二番は山田三十郎、三番は不破萬作、以上の三人はいずれも漸く十八歳の少年で、日頃特別の寵愛を受け、契りの程も浅からぬ者共であったから、主殿には国吉の脇差を、三十郎には安川藤四郎の九寸八分を、萬作にはしのぎ藤四郎を与え、秀次自ら介錯したが、中にも萬作は天下一の美少年の聞え高く、雪より白く清げなる肌を押し開いて、左手の乳の上に脇差を突き立て、右手の細腰まで引き下げたところを、首を刎ねた。四番は東福寺の隆西堂、五番が秀次、これは正年二十八歳、篠部淡路守が浪游の太刀を以て介錯したことは前述の通りである。

挿絵

木村常陸介は自分の献策が用いられず、杢助の意見が通って、秀次の輿が伏見へ向う時、五条の橋まで見え隠れに附いて行ったが、先々の様子をなおよく見届けようと思い、道を変えて竹田の宿外れへ出てみると、物具を着けた兵士だの鞍を置いた馬などが要所々々に立ち並んでいるので、さてこそ我が君を討ち奉る所存と覚ゆるぞ、汝等こゝにて敵を一と支え支うべし、我はその隙に駈け抜けて、石田めが通るところを蹈み落し、彼奴の首を取ったる後に腹を切るべしと、そう云い捨てゝ駈け出ようとするのを、