Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
わかとのじょなんき
若殿女難記
山本 周五郎
Lisez 若殿女難記 (わかとのじょなんき) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 22 611 caractères · 45 écrans
「よし二三日は手足を伸ばして呑め、家臣引見の式までは息をつかせてやる」
紋太夫は珍しい機嫌でこう頷いた。
その夜の酒宴も格式ぬき順序ぬきの繩暖簾的豪華さであった。若殿はどじょう汁や鰯の塩焼をせがまれ、侍女たちに景気よく裸踊りをお命じになった。
「さあみんな裸になれ、すっ裸になって底抜けに踊ってみせろ」
だが本当に彼女たちの一人が帯を解き、緋色の下着の袖をぬくのを見るとびっくりして手を振りながら、
「やめろやめろ」と叫んだ。「とんでもないやつだ、ここで本当に裸になるということがあるか、洒落のわからねえ女は始末にいかねえ、おめえ屋島とかいったな」
「はい屋島と申します」
「洒落がわからなくちゃあいけねえぞ洒落が、なあ、盃をやるから一杯やんねえ」
なんだか訳のわからないことを云ってこじ付けたが、屋島なる腰元はお言葉の裏にある意味を解して全身かっとなり、お盃を受けながら思いのたけを籠めて若さまを瞶めた。――その結果は酒宴の終ったあと、若さまが御湯殿へいらっしゃったとき現われた。酔心地でうっとり湯槽に浸っておいでなさる。
「やい紋の字をしょっぴいて来い、若殿の御入浴だぞ、来て垢を擦り奉れだ、あーっときた、なんでえ面白くもねえ、侍女だって腰元だって乙に済ましあがってとーんと一ちょう端唄のいける女もいやあしねえ、あーっときた、