Classici giapponesi con furigana
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じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
Leggi 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 290.735 caratteri · 566 schermate
閑話休題、虎はまず猛獣中のもっとも大きな物で毛皮美麗貌形雄偉行動また何となく痒序たところから東洋諸邦殊に支那で獣中の王として尊ばれた。『説文』に虎を獣君という、山獣の君たればなり、また山君というと、わが邦で狼を大神と呼び今も熊野でこれを獣の王としまた山の神と称うるごとし。『揚子』に聖人虎別、君子豹別、弁人狸別、狸変ずればすなわち豹、豹変ずればすなわち虎、これは聖人君子弁人を順次虎豹狸に比べたのだ。『管子』に〈虎豹は獣の猛者なり、深林広沢の中に居る、すなわち人その威を畏れてこれを載す、虎豹その幽を去って而して人に近づくすなわち人これを得てその威を易る、故に曰く虎豹幽に託って威載すべきなり〉。熊楠謂うに昔朱隠居して仕えず、閻負涼に使し※(「月+彡」、第4水準2-85-17)を以て王猛に比し並称す。秦主苻堅猛を侍中とせし時猛※(「月+彡」、第4水準2-85-17)に譲れり、のち猛死し堅南晋に寇せんとす、苻融石越等皆諫めしも※(「月+彡」、第4水準2-85-17)独りこれを賛し、にわかに※(「さんずい+肥」、第3水準1-86-85)水の敗を致し以て亡国に至れり、これ豈景略(王猛の字)の匹ならんや、処士虚声を盗む何代か人なからんと王阮亭は言った(『池北偶談』