Classici giapponesi con furigana
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じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
Leggi 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 290.735 caratteri · 566 schermate
竜の起原と発達(続き)
、第3水準1-94-55)は只今アリガトル・シネンシスとクロコジルス・ポロススと二種知れいるが、地方により、多少の変種もあるべく、また古ありて今絶えたもあろう。それを※竜、蛟竜また※(「魚+王の中の空白部に口が四つ」、第3水準1-94-55)と別ちて名づけたを、追々種数も減少して今は古ほどしばしば見ずなり、したがって本来奇怪だった竜や蛟の話がますます誇大かつ混雑に及んだなるべし。いわんや仏経入りてより、帽蛇や鱗蛇を竜とするインド説も混入したから、竜王竜宮その他種々数え切れぬほど竜譚が多くなったと知る。
竜の起原と発達(続き)
上に引いたフィリップ氏の言葉通り、今の世界に絶迹たる過去世期の諸爬虫の遺骸化石が竜てふ想念を大いに助長したは疑いを容れず。『類函』四三七に〈『拾遺記』に曰く、方丈の山東に竜場あり、竜皮骨あり、山阜のごとし、百頃に散ず、その蛻骨の時に遇えば生竜のごとし、あるいはいわく竜常にこの処に闘う、膏血流水のごとしと。『述異記』に曰く、普寧県に竜葬の洲あり、父老いう竜この洲において蛻骨す、その水今なお竜骨多し、按ずるに山阜岡岫、竜雲雨を興す