Classici giapponesi con furigana
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じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
Leggi 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 290.735 caratteri · 566 schermate
定めだと対う。長者今後は必ず如法に請ずべければ何分前通りと切願して、僧輩も聞き入れ、他日来て食を受く、長者すなわち妙光を一室に鎖閉め、自ら食を衆僧に授くるその間、妙光室内でかの僧この僧と、その美貌を臆い出し、極めて愛染を生じ、欲火に身の内外を焼かれ、遍体汗流れて死んだ。長者僧を供養しおわり、室を開けて見れば右の始末、やむをえず五色の氈もてその屍を飾り、葬送して林中に到る。折悪しく五百群賊盗みし来って、ここに営しいたので、送葬人一同逃げ散った。群賊怪しんで捨て去られた屍を開き、妙光女魂既に亡たりといえども、容儀儼然活けるがごとく、妍華平生に異ならざるを覩、相いいて曰く、この女かくまで美艶にして、遠く覓むるも等類なしと、各々染心を生じ、共に非法を行いおわって、礼金として五百金銭を屍の側において去った。天明に及び、四方に噂立ち皆いわく、果して相師の言のごとく、妙光女死すといえども、余骸なお五百人に通じ、五百金銭を獲たと。妙光死して天竺の北なる毘怛吐泉の竜となり、五百牡竜来って共に常にこれに通じた。世尊諸比丘に向いその因縁を説きたまわく、昔迦葉仏入滅せるを諸人火葬し、舎利を収め塔を立てた