Classici giapponesi con furigana
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じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
Leggi 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 290.735 caratteri · 566 schermate
咸言う、善哉、この言甚だ快しと。すなわち術処に至り、隠身の法を求む。術師念いて曰く、この四梵志は、才智高遠にして大※(「りっしんべん+喬」、第3水準1-84-61)慢を生じ、群生を草芥とするも、今は術の故を以て、屈辱して我に就く。然れどもこの人輩、研究博達し、知らざる所は唯だこの賤術のみ。もしその方を授くればすなわち永く棄てられん。且くかの薬を与え、これを知らざらしめん。薬尽きなば必ず来たって、師資久しかるべしと。すなわち便ちに各に青薬一丸を授け、而してこれに告げて曰く、汝この薬を持ち、水を以てこれを磨き、用って眼臉に塗らば、形まさに自ずから隠るべしと。尋いで師の教えを受け、各この薬を磨くに、竜樹香を聞ぎてすなわち便ちにこれを識る。数の多少を分かつに、錙銖も失うなし。還りてその師に向い、具さにこの事を陳ぶるに、この薬満ち足りて七十種あり、名字・両数皆その方のごとし。師聞きて驚愕し、その由る所を問うに、竜樹答えて言う、大師まさに知るべし、一切の諸薬は自ずから気分あり、これに因りてこれを知る、何ぞ怪しむに足らんやと。師その言を聞き、いまだかつてあらずと嘆じ、すなわちこれなる念いを作す。