Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

Leggi 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 290.735 caratteri · 566 schermate

Aozora Bunko

にポヤンは僧と医を兼ねた一級で、病を治するのみかはまた病を生ぜしむる力あり、ポヤン毎に虎の使い物一疋常住附きいる、人虎に啖わる時はその虎の主ポヤンの機嫌を損じた報いと信ぜらると見ゆ、一八三二年インドのマニプル州を巡察したグランド大尉の説に、クボ人はこの辺の虎滅多に人を襲わぬとて、虎に近くいるを一向恐れず、ただし一度人を啖わば十の九は以後やむ事なき故、村を移してその害を避くる、虎人肉の味を覚えて人を搏ち始むると謂わず、その地の神怒れるに由ると信じ、虎初めて人を食えば神に捧物してこれを鎮むれど、二度目に人食わるれば神の怒りやまぬつもりで村を移すと。リヴァースの『トダ人族篇』にいわく、トダ人信ずある特殊の地を過ぐるに手を顔に中て四方を拝せずば虎に食わると。またいう最初の神ピチーの子オーン、水牛とトダ人を創造し、今は冥界の王たり。その子プイヴ水に指輪を落し拾わんとして溺死す。オーン子を独り冥界にくに忍びず、自分も往かんとて告別に一切の人水牛および諸樹を招ぶに、皆来れどもアルサンクタンてふ人の一族とアルサイイルてふ水牛の一族と若干種の樹は来らず。オーンこれを詛う。