Classici giapponesi con furigana
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やまをおもう
山を思う
石川 欣一
Leggi 山を思う (やまをおもう) di 石川 欣一 (いしかわきんいち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 79.814 caratteri · 157 schermate
私がおすゝめする山は、東京で申せば高尾山、あるいは三浦半島の背骨をなす山、大阪で申せば箕面、池田、六甲等北摂の山々、或は河内の山などであります。日帰りで楽に行ける山、或は丘と申した方がいゝかもしれませんが、このような低い山に下駄ばきで、御希望とあらば、ステッキの一本も持って、気軽に出かけて頂きたいのです。
山歩きばかりでなく、すべての運動に洋服がむいていることは、申すまでもありませんが、そのために洋服を作り、おばあちゃんがダンブクロみたいなものを着て、靴ずれの出来た足をひきずって歩くなんてのは、如何に体位向上の今日でも、余り見られたものではありませんから、和服でお出かけになったらいゝでしようが、和服はとかく歩きにくゝ、さりとてしりっぱしょりも少々お色気がなさすぎますから、モンペをはくといゝと思います。話がいさゝか脱線しますが、私は以前からモンペ礼讃者でありました。従ってこの頃方々でモンペが使用されているのを見て誠にうれしく思います。ところが、例えば座談会などで私がモンペの話を始めると、あんな変なものを着て、往来が歩けますかという声が御婦人の間で盛んにおこります。