Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

かいきよんじゅうめんそう

怪奇四十面相/宇宙怪人

江戸川 乱歩

Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate

Aozora Bunko

」

「アッ、ねえさん、まって。あいつの顔、ピカピカ光ったよ。ごらん、銀色の顔をしているよ。」

いかにも、ソフトの下から、銀色の顔が、じっとこちらを見ています。そして、三日月がたの口で、ニヤニヤ笑っているではありませんか。

ふたりは、ゾーッとして、いきなり、かけだしました。手をつなぎあって、いちもくさんに、おうちのほうへ、走ったのです。

まっさおになって、息せききって、おうちにかけこむと、木の上の怪物のことを知らせました。すると、まず、おとうさんが、とびだしてこられ、やがて、さわぎを聞きつけた近所の人たちが集まってきました。そして、だんだん、人数が多くなり、十数人の人々が、おずおずとカシの木の下へ近づいていったのですが、その中には、北村さんのすがたも見えました。だれかが知らせにいったのでしょう。やがて、警官も、かけつけてきました。

やがて、みんなが、カシの木の下に集まりました。もうそのころは、空が暗くなっていましたが、でも、目をこらせば、怪物のすがたが、おぼろげに見えるのです。

「みなさん、たしかに、あいつです。ごらんなさい、あの銀色の顔を。それから、せなかのはねを……。