Classici giapponesi con furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate
海底戦争
あれは、虎井先生の顔にきまっている。だって、先生はあのとき、まだ部屋の中に来ていなかったものね。あとで潜航艇をおりて、あの丸い、かくし戸から、部屋にはいってきたんだよ。」
小林君は、息もつかずに言って、少年助手のうつくしい顔を見つめました。
「そのとおりだよ。きみにしては、気づくのがおそかったね。」
少年は、あたりまえだと言わぬばかりに、ニヤニヤ笑っています。
そのとき、博士が、ふたりを呼ぶ声が、聞こえました。
「おい、きみたち、いたぞ、いたぞ。宇宙怪人が、みつかったぞ。」
海底戦争
少年たちは、その声に、いそいで、ヘッド・ライトのひかりのほうを見ました。
潜航艇のへさきの十メートルほどさきです。あのみにくい怪物が、おそろしい早さでおよいでいるのが、小さく見えました。
コウモリのようなはねが、みじかく、二つにおれていたわけが、わかりました。あのはねが、さかなのヒレと同じはたらきをしているのです。はねで水をかいてすすむのです。そのうえ、手と足に水かきがあります。その水かきでも、カエルのように水をかいています。大きなはねのほかに、水かきまで、力をあわせるのですから、どんなさかなだって、かなわないほど、早いのです。