Classici giapponesi con furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate
校庭の異変
四十面相は、いったい、どうするつもりなのでしょうか。
校庭の異変
ここは千葉県市川市から、あまり遠くないS村の、S小学校の校庭です。
世界劇場の塔から、四十面相が、アドバルーンでとびさった、あくる日のお昼すぎのことです。ちょうど、やすみ時間で、生徒たちは、S小学校のひろい校庭に、みちあふれていました。
野球をするもの、かけっこをするもの、すみのほうにかたまって、女の子らしいあそびをしている女生徒たち、ほうぼうから、ワーッ、ワーッ、という声があがって、たいへんな、さわがしさでした。
そのとき、まっさおに晴れわたった空の、はるかかなたにポッツリと、黒い点があらわれ、それが、すこしずつ大きくなっていきました。
その黒い点が、だんだん、ふくれて、野球のボールほどになったとき、校庭であそんでいた生徒のひとりが、やっと、それに気づきました。
「みてごらん、ホラ、あすこから、へんなものが、とんでくるよ。」
すると、まわりにいた、ほかの生徒たちも、空のかなたをみつめました。
「へんだなあ。あれ、空とぶ円盤かもしれないよ。」
「まさか。でも、だんだん大きくなるね。こっちへ、とんでくるんだよ。