Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate
「きみ、すばらしいだろう。これ、ぼくの先生が発明したんだよ。」
いつのまにか、美少年が、台にのって、小林君と顔をならべていました。
「ウン、ぼく、潜航艇に乗るなんて、生まれてから、はじめてだよ。虎井博士はえらいねえ。」
小林君は、しんから感心したように、つぶやくのでした。
サーチライトのようなヘッド・ライトにてらされた、前のほうのけしきはすてきでした。列をつくっておよいでくる、大きなさかな、小さなさかな、それが潜航艇のひびきにおどろいて、右に、左に、逃げまどうありさまは、メダカのむらがっている池の中を、大きなコイが、かきわけていくような感じです。
「アッ、わかった。ぼく、やっとわかったよ。」
小林少年が、とんきょうな声をだしました。
「ああ、びっくりした。なにがわかったの?」
「さっき、ガラス窓から見た、クジラの子どものような、大きなさかなの正体が、わかったよ。あのお化けさかなは、この潜航艇だったのさ。そうだろう。二つのヘッド・ライトが、光った目に見えたんだ。それから、せなかの、すきとおったコブは、この展望ガラスだったのさ。だから、ガラスのコブの中に人間の顔が見えた。