Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

にっき

日記

宮本 百合子

Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 62.807 caratteri · 126 schermate

Aozora Bunko

二月十八日

二月二十日

二月二十二日

きょうも早くねなくては。あしたは出かけ日故。

二月十八日(金曜)

本六頁。

巣鴨、あんまりきれいな花の工合で、優しい病気にかかってかえる。

さむい。かえり小雨になった。

夜あつい脂のういたみそ汁をよそいながら、寿どうしているか、こんな暖い汁はのめない、と思う。そして、皆が全く存在しないもののように念頭から消しているのを、おどろきをもって感じた。

亢奮から生欠伸が出たような顔つきになり、しかも出ず、欠伸の中途でものをいうような声になる。そして顔色が妙にムラムラとなって、一見ひどく寒いように見える。

二月二十日(日曜)

八時半頃、宮本運送来る。すこし小狡い爺の方。其でもこれでやっと運べる。

朝になって、カギあける。大さわぎ也。咲昨夜何一つしておかず。

早ひるで出かけて行ってみる。

夜灯かげを見て、想像したよりも平凡だが空気はよい。西日が大分さす。

荷ほどき手伝い、御飯たいて、みそ汁つくって夕飯を一緒にたべ九時半に出たのに、広小路でいやほど待って帰ったら十一時半也。

二月二十二日(火曜)

S来る。

どう? どんな工合?

ふむ、あと不平ばかり。

自分寧ろ感服した。