Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 62.807 caratteri · 126 schermate
六月十二日
六月十三日
いそがしく、実に用の多い生活で、段々下らない無駄がきらいになって、シリアスな人になって来つつある。Sたちにそれが分らない。さち子さんがいず、いく分いつもとちがっている、神経のくつろぎが不足して。そうなっていることに一種の誠意を感じ、自分は一人の良人として敬意を感じた。
六月十二日(月曜)
寿来、明日の母の命日には一日一緒に暮そうというプラン。寿たのしみにして、おみやげいろいろもって来た。
Y・Y来、何年ぶりか。あの気持のわるい位頽れたところは、病院生活でいくらか単純化されている。やっぱり鼻の頭にしわをよせて、ピカント〔鋭い、刺激的〕な笑いかたをする。何年か前の服、くつ下、白いいい靴きっちりはいてまとまっている。
四十五円あれば一人室に入れる由、それがない。
どてら、額(ラファエリー)、メリケンコすこし、菊、さくらん坊、丸ぼしなどおみやげ。玉ねぎもらった。
この人の対手はつかれた。
六月十三日(火曜)
午前のうちに墓詣りをしようと二人で、おそ朝で出かけた。二人でこうやって朝の墓詣りしたりするのは初めてのことだ。青山の通りの小さい支那飯やで、二品一円のひるめしを売っているので、めずらしくたべてみる。