Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 62.807 caratteri · 126 schermate
六月二十四日
うれしくて、ウームああちゃんとうなった、あっこおばちゃん、どぉうした? 警報その他のときのこと也。あした一緒にぜひ行きたいと思って。うれしい。宮もさぞうれしく思うことだろう。
きょう咲の来てくれたのは、身に沁みる。
寿千葉へかえった、咲に会った由。よかった。
〔欄外に〕
巣鴨の行き、栗林へよる。どういうわけか袴はいて出て来る。大審院で、平野というのが、公判のうち何回かを、拘置所でやったらどうか、という由、「傍聴人もありませんことですし」ひとが前にいるのに。「予防拘禁の方を長くした方が体がらくでしょうし、そういう風に云々」どうも眉つば也。わけの分らぬ高等政策を喋る趣味はすかない。
六月二十四日(土曜)
公判第二回、団子坂下でひどく電車来ず日比谷で一時十分、大あわてした。坐って間もなく出廷して来る。一寸話す。とうもろこしで、おなかをこわしている由。せまいところでみると、がっちり大きいようだのに、ああいうひろいところに出してみると、骨格は大きくても、しんに力の足りないところがある。充実していない、気の毒だ。開廷。裁判長は本当に稲田氏に似た感じの人。書記の側の判事居ねむり大したもの。