Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ぶそうせるしがい
武装せる市街
黒島 伝治
Leggi 武装せる市街 (ぶそうせるしがい) di 黒島 伝治 (くろしまでんじ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 115.959 caratteri · 234 schermate
これこそ本当の軽業の綱渡りだった。古い錆のついた小銃弾を、ほかの屑物と一緒に買い取った屑屋が、何気なくそれをいじっていて、そこを巡警に見咎められ、ついに死刑にされたことさえあった。
それほどやかましいのは、それほど、武器が大切であることを意味していた。
殊に小軍閥や、土匪は、武器なら人を殺しても、それを奪取した。武器ならいくら金を出しても、それを買い取った。そこで、土匪のうわ前をはねるのさえ、実は容易な業だった。
だから、売込の妨害をされないためだけにでも、五百やそこらは放り出すべきだ。
それを、下積みの膳立ては、すべて、彼――山崎がちゃんとこしらえてやったんじゃないか。それを内川はむくいようとしなかった。
山崎は、あんまり気長く放って置くと、自分の努力が時効にかゝっちまう、と気をもんだ。
しかし内川が、彼を蹴るなら蹴るで、彼は又、彼として、考えがあった。若し万が一、今度百や二百やの眼くされ金で胡麻化そうとするんなら、その時は、その時で、今後の商売を、全く、上ったりにして呉れるから。
山崎は、内川等がどんなことをやっているか、それを知っていた。そして、彼は、それをあげてやろうと思えばあげてやれるのだった。